THV systemは世界中で使用している方が多いトレードシステムです。
日本でも、このTHVを使用している人も多く、詳細に解説している商材もあります。
斎藤学さんと言う方で、FXのメルマガも長い期間発行していますし、ほぼ毎日役立つ情報が送られてきます。
私も長い期間、THVシステムを使用していました。
勝てるか勝てないかで言うと勝てると私は思っていますが、どのようにTHVシステムを使用しているか説明させてもらいます。
まず、THVシステムには、大別するとV3とV4があります。
その他にも、色々と亜種があります。
私の場合は、古い方のV3を使用しています。
私の使い方は主にスキャルピングです。
スキャルピングは勘違いする方も多いのですが、数多く何回も何回もトレードするわけではありません。
デイトレで方向性を意識している方向に向かってスキャルピングのイメージです。
THVシステムのチャートの説明
THVですが、割と多くのインジケーターが使用されていますが最初は多くて難しいと感じるかもしれません。
しかし、慣れて来ると本当に使いやすいチャートになります。
HA candles
平均足となります。
緑が上昇の平均足、赤が下降の平均足となります。
THVでは他のインジケーターも同じ配色になりますので覚えておきましょう。
Ichimoku cloud
青い部分です。
設定が2.3.5となり通常の一目均衡表と比べて短期の設定です。
雲の上に平均足があれば買い目線、雲の下に平均足があれば売り目線となります。
また、雲がサポートやレジスタンスの役割も果たします。
Coral
Coralの上に平均足があれば買い目線、Coralの下に平均足があれば売り目線です。
T3という移動平均線がベースとなっていますが、ベースと言うよりは全く同じです。
Pivot
Rと書かれているR1・R2・・・がレジスタンス
Sと書かれているS1・S2・・・がサポート
その間にあるMR2などが中間となりTHVではクラシックピボットより細かく設定されています
一般的にはR1・R2(S1・S2)は逆張りでR3(S3)を超えると順張りと言われています。
R3(S3)はなかなか超えないので越えた場合は狂った相場とも言われています。
このインジケーターは反発ポイントになる事が多いので最重要と考えても良いでしょう。
Trix
ファーストTrixとスローTrixの2つから構成されています。
同色でのクロスが有効とされており、相場状況によりますがエントリーを行うトリガーとして用いられるケースが多いです。
Trixのダイバージェンス
矢印と線で表されますが、エントリーフィルターとして使用します。
THV3 trend
緑は上昇トレンド、黄色は方向感無し、赤は下降トレンドとなります。
THVシステムのトレード方法は?
THVシステムのトレード方法を実際のチャートを例に出して説明して行きます。
その前にまずはエントリールールを記載します。
買いの例で説明します。
HA candlesがCoralとIchimoku cloudの上にある事
THV3 trendが緑色である事
Trixが同色でクロスする事で買いですので緑色でクロス
この状態でのエントリーをチャートで表すと以下のようになります。
■ユーロドル5分足
白い矢印がエントリーのポイントとなります。
(手動で矢印を描画しています)
キレイに勝っている場所が2か所、負けが1か所、上手に逃げれば勝っているのが1か所ですね。
2勝2敗と考えた方が良いかもですね。
■ポンドドル5分足
こちらは3勝となりますね。
■オージードル5分足
こちらも3勝となります。
最後は7ピップスほどで怪しいですがスキャルピングですので勝ちとしています。
他の通貨ペアも見てみましたが、5~10ピップスを狙うのであれば、少しシビアに見ても7割は勝っている印象ですね。
上記の画像は、買いのみですので売りも入れれば取引回数も増えるでしょう。
また、Trixを上位足で確認して方向性を合わせる事で取引回数は減りますが勝率は上がります。
精度を上げる方法として、Trixの振れ幅を考慮すると勝率は上がります。
振れ幅が少ない時はレンジの可能性も高いですからね。
使い込んで、自分のトレード手法の1つになり得ると感じます。
もっと深く学びたい時は、THVを詳細に説明しているマナブ式がおすすめです